なんとかなかよく暮らしたい

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ブログの文字と画像のバランスを浅田真央『幻想即興曲』の演技構成から考える

ブログを書く時は、文字だけの記事にならないように、最低でも1枚は文中に画像を入れるようにしています。それにしても、ブログを読みやすくするには、何文字に1枚画像を差し挟めば良いのでしょうか。

「200文字~300文字に対して1画像は欲しい」という意見や「1つの見出しに対して1枚の画像が必要」という意見を見かけます。

何事によらず「バランス」は大切です。ごはんに対するおかずのバランス(残し具合)然り、シャンプーに対するコンディショナーのバランス(同時に使い切るための使用量)然りです。

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ひつまぶし

今回は、ブログ記事の文字と画像のバランスについて、検証を行ってみたいと思います。検証に用いるのは、元フィギュアスケート選手・浅田真央さんのフリープログラム『幻想即興曲』です。

ご存知の通り、フィギュアスケートという競技では、定められた演技時間に、定められたジャンプ・スピン・ステップといった要素を行って得点を競います。

女子のフリースケーティングの場合は、4分の演技時間内に7回のジャンプを跳びます。ジャンプには跳び方によっていくつか種類があり、繰り返して跳ぶことができるジャンプの数には制限があります。

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寿がきやラーメン+台湾ラーメン

しかし、4分間のどのタイミングでジャンプを跳ぶかについては、自由に決められます。曲の盛り上がりに合わせてジャンプが決まると、観客も沸きます。

4分という演技時間内のどのタイミングでジャンプを跳んでもOKですが、演技時間の後半(スタートから2分間が経過した後)にジャンプを跳んだ場合は、ジャンプの基礎点が1.1倍になります。

演技も終盤になってくると、選手の体力も削られてきます。そのため、演技後半のより過酷な状況で跳ぶジャンプに対して、点数の加算が行われます。

このルールを利用して、彗星のごとく一躍女子フィギュア界のスター選手となったのが、ロシアのフィギュアスケート選手アリーナ・ザギトワです。

2017-2018シーズンにシニアデビューしてから、いきなりグランプリファイナルで優勝を飾り、勢いそのままに平昌オリンピックで金メダルを獲得しました。

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あんかけスパゲティ

フィギュアスケートは、技術点と演技構成点で採点が行われます。

シニアデビューしたばかりの選手に、高い演技構成点がつくことは殆どありません。勝つためには、技の難易度・出来栄えを上げて高い技術点を獲得するしかないのです。ザギトワ選手は、演技後半に7つの全てのジャンプを跳び優勝しました。

しかし、「プログラムのバランスが悪くなる」といった批判も出ました。こうした批判を受けてルール改正が行われ、2018-2019シーズンには「後半に跳ぶジャンプが1.1倍になるのは3回まで」となりました。

さて前置きが長くなってしまいましたが、こちらが浅田真央選手の2007-2018シーズンのフリープログラム『幻想即興曲』の演技構成になります。

①3A

②3F+3T

③CoSp

④3Lz

⑤FSSp

⑥SpSq

⑦3Lo

⑧3F+3Lo

⑨2A+2Lo+2Lo

⑩CCoSp

⑪SlS

⑫FCCoSp

⑬2A

4分間の演技時間内に、13の要素をこなしています。うちジャンプが7回、スピンが4回、ステップが2回です。今とはルールの異なる部分もあります。

演技冒頭に大技の3Aを持ってきています。

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味噌煮込みうどん

更に、3回転・3回転を2度も入れる鬼構成となっています。この浅田選手の『幻想即興曲』の演技構成を、ブログの構成として応用して記事を書いてみようという試みを、この記事の冒頭から行っています。

やり方は、採点対象となる演技構成の13の要素を、ジャンプ=画像、スピン=太文字、ステップ=囲みに変換します。そして、浅田選手がジャンプを跳ぶタイミングで、ブログ記事にも画像を挿入していきます。

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寿がきやラーメン+味噌煮込みうどん

フィギュアスケートの女子フリーの演技時間は4分間です。人が1分間に読むことができる文字数は、平均で400~600文字だそうです。計算しやすいように、1分間に600文字読めると仮定します。60秒間で600文字になるので、1秒間あたり10文字読める計算になります。

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モーニング+天むす+天むす

2008年の四大陸選手権の演技を基に、浅田選手が『幻想即興曲』の演技中、何分何十秒にジャンプ・スピン・ステップの要素を行ったか計測しました。

女子のフリープログラムの時間は4分間ですが、±10秒の過不足が認められています。2008年の四大陸選手権では、浅田真央選手が最後のジャンプを跳んで演技を締めくくった時点で4分10秒です。4分10秒=250秒の演技時間になります。それなのでブログの文字数は、250秒×10文字=2500文字になります。

ジャンプ・スピン・ステップを、2500文字に入れた構成です☟

240文字

①画像1

250文字

②画像2

70文字

③(太文字)90文字

210文字

④画像3

30文字

⑤(太文字)110文字

100文字

⑥(囲み)210文字

20文字

⑦画像4

190文字

⑧画像5

130文字

⑨画像6

70文字

⑩(太文字)150文字

30文字

⑪(囲み)340文字

40文字

⑫(太文字)160文字

60文字

⑬画像7

※①~⑬の数字は、浅田選手の演技構成のジャンプ・スピン・ステップの要素を表しています。 例えば、演技開始から最初のジャンプを跳ぶまでの時間は24秒間です。それなので、この記事では冒頭に24秒×10文字=240文字の文章を書いてから、1枚目の画像が挿入されています。 演技中のスピン・ステップの実施時間も、それぞれ文字数に反映させています。

いかがでしたでしょうか。何故こんな(下らない)事をしていると思われたでしょうか。

フレデリック・ショパンが作曲した『幻想即興曲』は、細かいリズムを刻む曲です。難易度の高いジャンプの合間に、ピアノの細かい旋律に合わせた複雑なステップが踏まれます。浅田選手は、ジャンプとジャンプの間の繋ぎにも複雑な動きを入れてプログラムの魅力を引き立てています。「プログラム全体が面白い」、そんなブログが書きたいものです。

『幻想即興曲』を選んだ理由は、最後に軽々と2Aを跳ぶ構成が格好良すぎるからです。しびれませんか?この記事も画像で〆ます。

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モーニング