なんとかなかよく暮らしたい

月曜日に真面目な記事・木曜日におちゃらけた記事を更新予定です

高校時代好きだった人と10数年振りに再会し、青春は終わったんだと思った

先日、友人の結婚式の2次会があり、開始10分前に滑り込んだ会場は、すでに人でごった返していました。

 

私に気づいた友人が「おーい」と手を振ってくれたので、ほっとしながら近づいていくと、グループの中に1人見知らぬ男性がいました。私に向かって「久しぶりだね」と笑顔で言います。

 

見覚えがない人なので、「誰?」と訝しみながら記憶の底を探っていくと、笑顔の作り方、表情に引っかかるものがあります

 

f:id:fumikoyamamoto:20180826123312j:plain

声や表情は年をとっても変わらないのでしょうか

 

彼は、私が高校時代に熱烈に好きだった人でした。いろいろあって、結構気まずいまま音信不通になっていました。卒業以来、10数年ぶりの再会です。

 

彼の方は、私が2次会に来ることを知っていたようですが、私は彼が来るとは全く知らされていなかったので、いささか狼狽しました。

 

ドリンクコーナーでウーロン茶を一気飲みして(酒が飲めない)、「もうアラサーなんだから」と気を落ち着かせて、「いやー、〇〇くん久しぶり」と改めてあいさつをしました。

 

そ・し・て

 

ダブルピースで彼とのツーショット写真を撮ってもらい

 

彼と奥さんの馴れ初め話をにこやかに聞き(3児の立派な父となっていた)

 

無難な会話をして↓

彼:「子供連れてうちに遊びに来てよ!」(社交辞令?)

私:「うちにも来てよ~」(社交辞令!)

 

政治家の如く、がっちりと固い握手を彼と交わして、私はひとり2次会会場を後にしました。

 

一人きりになった帰りの電車の中で、私は放心状態でした。

 

窓に映る自分の顔を焦点の合わない目で眺めながら、「もう私の青春は完全終わったんだな」と思いました。(もうとっくに終わっているだろうよという意見はさておき)

 

気まずいまま長年音信不通となっていた人と再会し、心に引っかかっていたものが取り除かれて、10代という時代にケリがつき蓋が閉まったように感じました。

 

彼と会って動揺したのは最初だけでした。「なつかしいなあ」という穏やかな思いや、「あんなに好きだったんだよなあ」という熱い気持ちがぶり返すでもなく、「無」・「凪」。

 

私は、結婚してから「今、◯◯くんどうしてるのかな」と、彼について考えたことはありませんでした。

 

彼が「あれから随分時が流れたね」と遠い目をしても、私は「そうだねー」という、当たり障りのない返事しかできませんでした。

 

時間が本当に「無」に変えてしまった・・・のだろうか

 

時間のせいだけじゃあないですね。

 

子どもが生まれてから、結婚生活の「負の側面」ばかり目について、夫婦の関係もギクシャクすることが増えました。

 

「なんとかなかよく暮らしたい」という願望を、ブログのタイトルにするくらいにはクライシスなのですが、もしかしたら・・・いや・・・確実に・・・この結婚生活で、過去を美化して懐かしむ必要がなかったのは・・・そういうことですね。

 

日付が変わって帰宅し、まだ起きていた夫に、「私の青春は終わったようだよ。センキュー」と伝えました。

 

 今日のひとこと

f:id:fumikoyamamoto:20180826123309j:plain

 

 人間が人間を好きになるなんてのは大したことではないことだから

 『村上春樹河合隼雄に会いにいく』より