なんとかなかよく暮らしたい

駆け出しWEBライターの妻と、1年間育休を取得した夫と、大食漢の息子のリアルをイラストで記録しています

2018年上半期に読んでおもしろかったお金の本3冊(花輪陽子・家入一真)

上半期に出版された本というわけではないのですが。単にお金のはなしというだけでなく、その人の生活が身近に感じられる点がおもしろかったです。

 

『貯金0 借金200万円 ダメダメOLが資産1500万円を作るまで』

 著:花輪陽子 画:ふじいまさこ

最近シンガポールに移住された、ファイナンシャルプランナーの花輪陽子さんの本です。

 

「ほんまかいな」と強烈に目を引くタイトルですが、中身はとても地に足のついた内容でした。体感ですが、9割が漫画で1割がよみやすい文章なので、15分あれば読了できます

 

外資のOLさんだった花輪さんがいかにして借金を作り、返済し、貯蓄したのかというおはなしです。

 

正直、地味な生活をしてきたワタシには、リボ払いで洋服やバッグやコスメを買いあさり、カード残高が200万円まで膨れ上がるような状況はよくわからないです。

 

でも、外資の華やかな世界で生きるには、買い物でストレスを発散するしかなかったのか、という心情は激しくお察しできます。

 

結婚が決まって、一念発起して結婚式までに200万円の借金を見事された花輪さん。

 

ここで、「このままじゃいけない」と思い立ち、実行して目標を達成できることからも、花輪さんのポテンシャルの高さがうかがえます。

 

そうでなきゃ、失業して速攻でFP資格を取って独立して、バリバリ稼ぐなんてできやしないなァ。

 

FP資格を取り「投資関連本を300冊読破」したという花輪さん(ほらね、ポテンシャル高いでしょう)。投資にチャレンジするには、これくらいやらないといかんのか。

 

取り敢えず、花輪さんがすすめていた『超簡単 お金の運用術』でも読んでみるかな。

 

『夫婦で貯める1億円!───世帯年収600万円からできる資産づくり45のルール』

 著:花輪陽子、花輪俊行

 

「花輪陽子さんは、どうやって資産を貯めたのかもっと知りたいぜ」と思って読みました。花輪さん(妻)と、花輪さん(夫)の共著ですが、「夫婦」であること(のメリット)を強調されていた本でした。

 

お金を貯めるには、夫婦で同じ方向を向いていなければいけない。まことにそうですよね。自分がちまちま節約にいそしんでいても、相方が湯水のごとくお金を使っているのを見たら、ばからしくなってしまいます。

 

花輪さんの本は、文章が読みやすくて、ご本人の生活のリアルが感じられて面白いです。他にも色々出版されているようなので、少しずつ全部読んでみようと思います。 

 

この本にある「やりたいことリスト」を夫婦で作ってみたのですが

 

妻:「行ってみたいところは?」

夫:「・・・ない」

妻:「欲しいものは?」

夫:「時間」

妻:「やりたいことは?」

 夫:「心をやすめたい」「おいしいものが食べたい」「ぐっすり眠りたい」「何の不安もなく生活したい」「誰にも遠慮なく暮らしたい」

 妻:(無言で書き取り)

 

ワタシは心で泣きながらこのリストの書き出しを行いました。「これってもっと希望にあふれた作業じゃないの?これはやばいぜ」。

 

リストの作成により、図らずも何かが明るみに出てしまいました。いやあ、それだけでもこの本を読んだかいがありました!

 

 

 『なめらかなお金がめぐる社会。あるいは、なぜあなたは小さな経済圏で生きるべきなのか、ということ

著:家入一真

ひとさまのブログでおすすめされていたので、読んでみました。結構、ブロガーさんが紹介されている本は、気になって読んじゃいます。

 

著者は、舛添要一氏が当選したときの都知事選に出馬されていた方のようです。検索してみたら、文章からイメージした姿とは違っていた。一緒に検索される人に、イケダハヤト氏の画像が出てきて、こちらも今までイメージしていた姿とは違っていた。

 

本書は、 3部構成となっております。第1章は、価値観をゆすってくるような内容です。 

 

 ・・・「自分はどんな生き方をしたいのか?」という問いから逆算していることだ  

 

折しも、ワタシもこれからの人生について考えていました。「この世から消え去る直前まで、一日1時間の散歩ができる生活をしたい」ということくらいしか、具体的な目標が思いつかなかったのですが、そんな自分の目標も、悪くないかしらと思わせてもらえるようなおはなしでした。

 

2章は、著者の立ち上げているサービスについて。横文字が多くて、なかなか覚えられない「CAMPFIRE X LOCAL」「MOCOLLE」「STARTed」。

 

それにしても、著者は、家族という共同体をあまり信じていない・好きではない(憎んでいる)のかしらと感じました。シェアハウスなどのサービスを作った理由や熱意を読んでいると。

 

ワタシは、とりあえずじぶんの周りのひと(家族など)との関係を良好にたもちたいと考えているので、文章から匂いたつ著者の家族観みたいなものについては「ううむ」と唸ってしまいました。

 

3章は、めざすべき新しい金融のしくみについて。高齢者の貯金を、チャレンジングな若者のために使ってほしいと考えている著者。

 

たしかに、ワタシが金融機関勤めの時に、「高齢者がめっちゃ持ってる貯金を流してもらうんやで」とトードリが言ってました。

 

みーんな目をつけているけれど、そのお金をどのように利用してもらいたいのかは、銀行と著者でもちろん違います。

 

著者のいうようなおかねの使われ方が、これからやってくるのやろかというような、第3章のおはなしでした。

 

この本は、以前読んだ『小商いのはじめかた』にも通ずるものがあるなと感じます。 

 

今週のお題「2018年上半期」