なんとかなかよく暮らしたい

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絵本に興味を失くしTVに夢中の子どもが再び絵本に戻ってきてくれた件

「俺らが面倒くさがってあんまり読んであげなかったから、ハミーは興味をなくしたのかな」

 

息子ハミーは、1歳3ヶ月頃から絵本への興味を失い、TVに急速に惹きつけられていきました。

 

そのことを気に病んで、夫は上記のような発言を、折に触れて繰り返すのです。

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ハミーは、一冊の絵本を繰り返し読んで貰いたがる子で、おかわりを10回以上はせがみました。

 

夫の育休中は、私と夫のローテーションにより、息子のおかわりにもいい感じに応えられたのですが、私一人になってからは満足に要求を満たせていません。

 

「読んで」とせがんでくることもなくなりました。こちらから読んであげても、それ以上を求めてきません。

 

佐々木正美氏の著書を子育てバイブルにしていた私は

「幼子の求めには全力でこたえよ!」と思っていたのですが、全然出来んもんやなと落ち込んでいました。

 

だから夫が「俺らが〜」と言うたびに、これ以上自分を責めたくない私は

 

「いやー、でも、しょうがなくない?」

「そういう時期なんじゃない?」

「今はTVかもしれないけれど、そのうち」

 

と返していました。でも、自分でも、このままだと息子は絵本から離れていくかもなと感じていました。

 

読み聞かせは、たまに思い出したように、「絵本読もうか〜」という頻度で、細々と続けてはいました。

 

そしてマァ、1歳8ヶ月、再び絵本に戻ってきてくれたのです。

息子への読み聞かせ履歴

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TVフィーバー期は半年位ですね。

きっかけとなった本は、『ばばばあちゃんのなんでもおこのみやき』です。

fumikoyamamoto.hatenablog.jp

 

この本は、対象年齢が4歳からで、ハミーにはちょっと早いのですが、食べ物の絵本なので興味を持ってくれました。

 

お好み焼きの作り方が描かれているので、この本を読んで欲しい時は、台所の壁に掛かっているおたまとフライ返しを取ってくれとせがみます。

 

お好み焼きを混ぜる時のおたま、ひっくり返すときのヘラが出て来ると、「おなじおなじ」と興奮気味に、手元のおたまとフライ返しを指さします。

 

絵本の中に出てくるものと、自分の身の回りにあるものがリンクするようになってから、絵本への熱が再燃したようです。

 

絵本の世界と実生活が繋がっていることがわかってから、ハミーは再び「読んで」と訴えてくるようになりました。TVも相変わらずよく見ていますが。

 

私も夫も本が好きなので、ハミーには読書から得られる喜び、心の震え等々を味わって欲しいものやと思います。

 

読書は、娯楽としても最高です。競合他社(今のところはTV)がたくさんありますが、引けを取らんくらい面白いのだと思ってくれたらええですね。

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