安壊の関係【遠距離】夫婦の出会い!人見知らない男と人見知る女
ブログを始めた経緯を書いた「ご挨拶」の中でも説明したとおり、私と夫は宿曜占星術で最悪の相性と言われている「安壊の関係【遠距離】」です。
夫婦関係が上手くいかない理由を占いの相性のせいにすることは簡単でしたが、そうしたところでどこにも行きつきませんでした。
どうしようもなくなった時にやってみようと思ったのが、夫婦の過去の振り返りでした。「物語る」という行為を通して、夫婦関係に何か変化がもたらされることを願って。
夫婦の出会いは大学時代
私と夫が出会ったのは、大学1年生の時でした。
大学に合格して親元を離れての初めての一人暮らし。それなのに、ふ美子はどんよりした日々を送っていました。 その理由は主に、
・声が小さい
・受験勉強のし過ぎで頭がガチガチ
・なんだか陰気
というふ美子のスペックにより、仲良くしゃべることができる友人が殆どできなかったためです。入学して10日間は、毎日寂しさに嗚咽しながら母親に電話していました。
正反対の大学生活を送っていた夫婦
でも、対照的にしょっぱなから大学生活を謳歌している同級生もいっぱいいたのですよね。夫マ神も親元を離れて初めての一人暮らしでしたが、楽しくてしかたがなかったようです。
ふ美子はといえば、慣れない新生活に意気消沈しながら、大学の渡り廊下をとぼとぼ歩いていました。すると、前方から来る男子にものすごく大きな声で
「おはようっ」
と声をかけられました。
という恐怖の気持ちをふ美子に残して、夫は颯爽と通り過ぎて行きました。
自分から積極的に人間関係を広げていける夫
夫は別に、私に好意を抱いていたから挨拶したわけではありません。
大学構内ですれ違う同じクラスの人間全員に挨拶していたそうです。
(結婚してからこの事実を知りました)
私にはとてもそんな真似できません。錦蛇を首に巻くか、同クラの人に会うたび挨拶するかを選べと言われたら、迷いなく前者を選びます。
今でも夫にたまに言われます。「 ふ美子は挨拶しても、全然目を合わせてくれなかったよね。」と。
(挨拶を返しただけ良いではないか、と言いたいけれど言えない。)
夫の声掛けは、クラスメイトのみにとどまっていたわけではありません。
テニスサークルに入部した夫は、新歓真っ只中のテニスコートで一人でぽつんとしている新入生にも、積極的に声をかけていたそうです。(自分も新入生だというのに)
最初にテニスコートで声を掛けた人とは、今では1番の友人になっています。しかし、当時その友人は夫に対して「何こいつ。何で話しかけてくんの?」と思っていたそうです。
私もそうです。「何でこの人こんなにぐいぐいと声を掛けてくるんだろう」と、どちらかというとマイナスの印象を持っていました。
それがどのようにして、交際・結婚というプロセスに至ったのか。続きはこちらになります☟